ZARD

今日になってもまだ実感というほどの実感がわかないです。
僕はTVで坂井泉水を見たことがないし、生で見たこともない。
僕の場合は写真とCDの声だけだった。
そういえばどこかのブログで、
メディアに全く露出しない人だったから今でも実感がわかない、というのがあったけど全くその通りですね。
だけど、たまにふと考える。
この曲を歌っている人がもうこれ以上新しく歌を歌えないんだなぁ・・・。と。
そう思うとなんだか心に穴が開いた感覚に襲われる。


これは仕方のないことなのかもしれないけれども、
亡くなった日にはmixiのミュージックでは「負けないで」を1300人以上の人が聴いていたようだ。
これはダントツで1位の数字で、ZARDが「Golden Best」を出した週にすら1日最高400人未満しかmixi内では聴いている人がいなかったことを考えると
亡くなってしまったからという理由ではあるが、ZARDの曲を再認識してくれた人がとても多いということなのだろう。
現に月曜付のオリコンチャートでは6位にまで浮上してきているわけだし。
そして、僕はスポーツ新聞を買いました。
最初は思い出したくもないから買わない、と思ったんだけど
ZARD坂井泉水の悲しすぎる死をずっと覚えていたい。いや、坂井泉水という1人の偉大な女性をずっと覚えていたいという思いから買うことにした。
コメントを寄せている有名人はメディア露出の少ないビーイングの象徴のような方だったから、あまり多くはなかったけれど
有名人のブログをのぞいたりすると、過去に1曲だけ作曲を担当した元day after tomorrow北野正人
葉山たけし織田哲郎浅岡雄也などなどのコメントも見ることが出来た。


しかし、大黒摩季の件に関しては違った。
確かにコメントは書いているのだが、それについての読者のコメントが荒らしともとれるコメントばかりでネット上でニュースとしても取り上げられている。
これと、現在TOPニュースにもなっている「病院関係者が語る 坂井泉水は自殺説」などがいずれ週刊誌で面白おかしく書かれてしまうのだろうか、と思うと少々苛立ちも覚える。
TSUTAYAでは追悼特集(追悼は特集と言っていいのだろうかわからないが)がもう組まれるらしく
悪く言ってしまえば死を利用する人がいることは確かにいるのだが、これに関しては本田美奈子のときにも僕は5枚目くらいになってくるとクドく感じてしまった男なので何も言えない。
言う資格はない。
とにかくZARDという歌手が多く取り上げられていることは確か。
でも、僕の個人的な願いとしては自殺云々だのはそろそろ言うのをやめて、静かにしてもらいたい。
神秘的なイメージを持つ少ないアーティストであり、その素性(年齢や本名など)が明らかになり、知りたいと思う気持ちもわかるが。
しかし、欲を言えばMUSIC STATIONで過去の映像を流してくれないだろうか、と願う自分もいて何とも言えない気持ちだ。
そして、忘れてはならないのは最も大変で、辛く悲しく苛立ちを持つのは坂井泉水の親族の方だということ。
坂井さん、安らかにお眠りください。
二度目ながら心よりご冥福お祈りいたします。
<追記>
なんだか今iPodZARD関連ばかり聴いています。
「少女の頃に戻ったみたいに」を改めて聴くとじーんときます。
「心を開いて」「きっと忘れない」など坂井泉水の作詞のセンスにも驚きましたし現在の状況にも合ってしまっていて悲しさを増長させられている感じです。
そして、昔ZARDのボーカルの坂井泉水って人が39歳と知ったBeingファンになった当時思った
「この人全然顔変わらないけど、もしかしたら永遠に若いままなのか?w」
確かに永遠に若いままだったなぁ、とふと思い返しました。
こんな状態で僕はちゃんとこの事実から立ち直れるのでしょうかね。
ZARDと聞いただけでもまだちょっと気持ちがぐらつきます。
明日(今日になりますが)からは心機一転頑張るぞ!
まさに負けないで僕は生きていこうと思います!! はい。頑張ります!